甲状腺機能亢進症
こんにちは 8月も終わりますね
先日、日本の夏の平均気温が3年連続で過去最高を更新というニュースを見ておそろしく感じてます。
~シニア猫さんで多い病気のお話~
今回は猫ちゃんでよく見られる「甲状腺機能亢進症」についてご紹介します。
甲状腺機能亢進症とは?
甲状腺は首のあたりにある小さな臓器で、体の代謝を調整するホルモンを分泌しています。
「甲状腺機能亢進症」とは、この甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。中高齢(特に8歳以上)の猫ちゃんに多く見られます。
主な症状
飼い主様が気づきやすい症状は次のようなものです。
• よく食べるのに体重が減っていく
• 元気・活発になりすぎて落ち着きがない
• 吐きやすい、下痢をする
• 毛づやが悪くなる
「年のせいかな?」と思ってしまいがちですが、実は病気のサインであることが少なくありません。
診断方法
血液検査で甲状腺ホルモン(T4)の値を測定することで診断します。心臓や腎臓に負担をかけることも多いため、併せて全身のチェックが必要です。
治療について
治療方法はいくつかあり、猫ちゃんの性格や状況に合わせて選びます。
• 内服薬(毎日飲ませる必要があります)
• 外科手術(甲状腺を取り除く方法)
• 食事療法(ヨウ素制限食)
多くの場合は内服薬や食事療法でコントロールしていきます。
放っておくとどうなるの?
治療をせずに放置してしまうと、心臓病や高血圧、腎臓病などを悪化させ、命に関わることもあります。早めの発見・治療がとても大切です。
まとめ
甲状腺機能亢進症はシニア猫さんにとても多い病気ですが、治療すればしっかりコントロールできる病気です。
「よく食べるのに痩せてきた」「最近やけに元気すぎる」などの変化に気づいたら、ぜひ早めにご相談ください。
秋の健康診断も明日9/1から始まります!
プレミアムコース、プラチナコースではT4も一緒に測定できますし、
血液検査コースにオプション追加も可能ですのでご相談ください!
獣医師 多田