ノミアレルギー性皮膚炎
メリークリスマス!
今回は 12/1〜 2/28までの
ノミマダニ予防薬キャンペーンに関連して
ノミ関連疾患をご紹介します(クリスマス全然関係ないですが、、)
ノミアレルギー性皮膚炎は、ノミに刺されたことが原因で起こる皮膚の病気です。
実は、ノミがたくさん寄生していなくても、
たった1匹・1回の吸血でも強いかゆみや皮膚炎を起こすことがあります。
原因は、ノミの唾液に対するアレルギー反応です。
⚫︎どんな症状が出るの?
- 強いかゆみ
- 体をしきりになめる・かむ
- 赤み、湿疹、かさぶた
- 脱毛
- 腰~しっぽの付け根、お腹、太もも内側に症状が出やすい
かゆみが強いため、掻き壊しから細菌感染を併発することもあります。
⚫︎ノミが見えないのに、なぜ起こる?
ノミアレルギー性皮膚炎のイヤなところは、
- ノミがすでにいなくなっている
- 飼い主さんがノミに気づいていない
それでも症状が続くことです。
そのため、「室内飼い」「冬でも発症」というケースも珍しくありません。
診断と治療の考え方
診断は、
- 症状の出方
- 発症部位
- ノミ予防歴
などを総合して行います。
治療では、
- 確実なノミ予防
- かゆみや炎症を抑える治療
- 必要に応じて二次感染の治療
を組み合わせて行います。
写真の子は、まさに現在治療中の子です

ホットスポットと呼ばれる膿皮症症状が出ています。

・・・痒そう!
ノミアレルギー性皮膚炎は、
ノミ予防を継続することで防げる病気です。
症状が落ち着いた後も、
- 毎月の予防
- 同居動物も一緒に予防
がとても重要になります。
ノミマダニの予防については、
温暖化や人獣共通感染症の拡大によって
世界的にも日本でも予防をしっかりしましょう!との認識が高まってます。
動物病院によっては、ノミマダニ予防をしていない子は
受診できない病院も増えてきています
気になる方はぜひ診察の時にご質問ください!
ノミマダニ関連疾患の紹介は、
2024年8月の ヘモプラズマ症 豊田執筆
2025年2月の SFTS (重症熱性血小板減少症候群) 二階執筆
もあります。
ご興味のある方はぜひこちらもお読みください。
オハナペットクリニック
多田